IT会社でシステムエンジニアをして10年が経過したので、どんな仕事内容かを書こうと思います。
学生の頃は、どんな仕事内容か、想像付かなかったので、少しでも参考になればと。

 

まずシステムエンジニアと1つで言っても大きく以下のジャンルがあります。
それぞれ使う技術が異なります。

 

・組み込み系(スマホや家電機器のシステム開発)
・オープン系(パソコンやLinux、iPhone等のソフト、システム開発)
・Web系(サーバーサイドなどのWeb開発大規模開発)
・ゲーム系(ゲームプログラマー)

 

ここでは、花形で一番従事者が多いオープン系、Web系を例にお話します。

 

システムエンジニアのお仕事

システムエンジニアに求められる内容

・プログラミング(新人〜5年目ぐらいが主)
・システム設計(3年目〜)
・お客様との打ち合わせ(3年目〜)
・プロジェクトリーダー(3年目〜)
・マネージャー(8年目〜)

 

プログラミング(新人〜5年目ぐらいが主)

まず、新人の頃は、1にも2にも先輩の下で、開発を行います。
時には、設計書の誤字脱字チェックやコピー取りなど雑用をこなしながら、一方でプログラムのスキルを高めていく頃です。

 

プログララミングの能力は、会社に入る前にあればベストですが、文系の学生などは、入ってから必死に覚える人もいるので、知らなくても頑張れば何とかなります。

 

ただ、プログラムに向いてない人も稀にいるので、そういう人は、若いので遠慮なく止めて、他の仕事を探されるのが良いと思います。
新人の中に必ず何名か、プログラムが一向に上達せず、お荷物状態の人がいます。
そういう方は、仕事もなくなり、居場所がなくなって最終的に辞めます。

 

使用する言語は開発毎に異なるので、これを覚えれば万全というのもはないですが、C++を覚えれば、他の言語の吸収も早いです。

 

システム設計(3年目〜)

詳細設計書を任せられるのが3年目ぐらいからです。
仕様書も、会社毎にフォーマットが異なるので、その会社、お客様先に合わせた書き方を学びましょう。

 

あと早い人はお客様との打ち合わせに同席して、議事録を書いたり、仕様書を書くようになります。

 

お客様との打ち合わせ(3年目〜)

少しずつシステムエンジニアの仕事に近づきつつあります。
IT会社もお客様あっての開発なので、お客様の要望を聞いて、それに合わせたシステムを作る能力が求められます。
結局の所、お客様と上手く付き合っていける人の方が、次の仕事につながりやすいです。

 

ただし、プログラム等の技術があるのが前提です。
技術がないと、お客様の要望を、どのくらいで実現できるか、無理なのか可能なのかの判断がつかず、営業と変わりません。

 

プロジェクトリーダー(3年目〜)

社内のメンバーとのとりまとめ、工数管理、お客様との打合せやスケジュール管理など、幅広く仕事をします。
プログラムをしながらプロジェクトリーダーを務める事もあれば、開発はせず、管理や打ち合わせに徹する場合など様々です。
プロジェクトリーダーまで出来て、いっぱしのシステムエンジニアです。
転職もここまで経験するとしやすいです。

 

マネージャー(8年目〜)

複数のプロジェクトを取りまとめ、利益を考えなら、全体のプロジェクトの進捗や予算をチェックするのがマネージャーの役割です。
ここまでいくと、会社からのミッションを受け、違った意味で、開発とは別の能力が求められます。

 

開発はしない場合が多いので、流行の技術などに疎くなります。
マネージャーは、会社の規模により、内容が大きく異なるので、ここで会社に骨をうずめる覚悟で仕事をするか、転職するかを考える時です。

 

ちなみにこの上は、課長や部長になります。
よりマネージメントに重きを置いた役職です。

 

考察

如何だったでしょうか?
足早にシステムエンジニアのお仕事内容を書きました。
少しずつ内容も増やしていこうかと思います。


inserted by FC2 system